協議会メンバー#04

Cafe・民泊「母屋 森本」

森本 俊己さん
森本 淳子さん

出会いと繋がりを大切に。

学習塾の講師から民泊の「女将(おかみ)さん」に

金剛山、葛城山の山あいを走る山麓線の西、金剛山を見上げながら道を上って行くと高台に見えてくる「母屋 森本」。
振り向けば正面には大峰山脈、眼下には昔ながらの里山の景色が広がる美しい景色が目の前に広がります。
築120年以上の歴史ある古民家で民泊を営むのは、学習塾の講師歴37年の森本淳子さんと、野菜作りや諸々の作業をサポートするご主人の森本俊己さん。

この場所は元々は俊己さんのご実家で、放置しておくと長持しないという事で度々風通しや掃除に夫婦で訪れていた際に「こんな立派な古民家をそのままにしておくのは勿体無い、ここを改装して民泊をしてみてはどうか」という淳子さんのアイディアと、熱意に賛同した様々なジャンルの友人達の力を借りて「母屋 森本」の夢がスタートしました。

素晴らしいロケーションと趣のある古民家の宿として始めた「母屋 森本」を開業すぐに襲ったのは「covid-19」の押し寄せる波。
日本国内はもとより海外からのお客様もストップしてしまい、どうしようかと模索する中、地元の人にも喜んでもらえるランチ営業のカフェを始めたり、リモートワークで使ってもらおうとWi-Fiの設備を強化したり、とポジティブなアイディアでコロナ禍の3年間を乗りられた、と和かに話されるご夫妻。

人とのつながりを大切にしたい

一番嬉しいのは以前宿泊されたお客さんが友人を連れて再訪してくれたり、そのご友人がまた誰かを連れて来たり、という「来て良かった、また来たい、誰か仲良しに教えたい」という嬉しい連鎖だという。
ただ単に「絶好のロケーションと古民家ステイ体験」を提供しているのではなく、互いに酒を酌み交わしながら語り合うひと時や、子ども達と一緒にブルーベリーを摘んだりした楽しい想い出を作って帰ってほしい、と俊己さん。

たくさんの人に宿に来て欲しい!という思いよりも「御所の里山を見おろす、この金剛山麓を訪れてほしい」と、所有している田畑を登山者や観光客に一般開放する無料駐車場の整備も行っている。

山麓の恵みを味わってほしい

ランチや夕食で使う食材は自分の畑や近隣農家さんで採れた野菜がメイン。中でもお客さんが口を揃えて絶賛するのが「白ご飯のおいしさ」だという。
金剛・葛城山から流れる清水がひかれた高台の棚田で育てられる「吐田(はんだ)米」は寒暖差のおかげで食感と味が素晴らしい知る人ぞ知る地域限定のブランド米。

以前関東から来てくれたお子さんが、あまりの美味しさにお茶碗7杯も食べてくれてびっくりした、綺麗な水で育ったお米と新鮮野菜の恵みのおかげです、と森本さん。

森本さんのおすすめ

金剛・葛城山麓をつなぐ「葛城古道」に点在する神社仏閣はもちろんオススメですが、中でも役行者が百済から運んだと伝わる本尊の薬師如来石仏が寺号の由来とされる「石寺跡」です。
今は伽藍は失われているけれど、少し上ると高さ3mほどの巨大な石があり、特別な雰囲気があります。

石寺跡近くの巨石

Information

さんろく自然塾うめだファーム
〒639-2327 奈良県御所市大字増606
TEL : 080-4010-3600
http://36umeda.com
カフェは、水曜・土曜の10:00〜17:00のみ営業

杉浦農園 代表

杉浦 英二さん

天空の棚田で里山循環型の農業を目指す

さんろく自然塾うめだファーム

楳田 高士さん 敬子さん

「おかえりなさい」が合言葉。

郵便名柄館 Tegami cafe

高村 るり子さん

食を通じて魅力を伝えたい。

Cafe・民泊「母屋 森本」

森本 俊己さん 淳子さん

出会いと繋がりを大切に。

さんろく自然塾うめだファーム

楳田 高士さん 敬子さん

「おかえりなさい」が合言葉。

郵便名柄館 Tegami cafe

高村 るり子さん

食を通じて魅力を伝えたい。