協議会メンバー#08

古民家の宿 勝右衛門
女将 松本 ゆき さん
世界中のお客様との会話が楽しい
民泊新法を機に民泊ビジネスへ
御所市内から南へ程なく下った長閑な田園風景、掖上の道にある今住の集落に忽然と現れる明治・大正時代の屋敷群。
細い路地を進む両側の家屋はどれも目を見張る立派な旧家のお屋敷が。
その路地を左奥に進んだ場所に「勝右衛門」はひっそりと佇んでいます。


平成7年からホテル経営の仕事に携わってきました。そして、平成30年の6月15日に住宅宿泊事業法、いわゆる民泊新法が施行されることになり、これはビジネスチャンスだと思い参入を決めました。
ホテル経営の経験があったことで、民泊ビジネスに参入する際の基盤がありました。その経験が民泊の運営に繋がっています、と番頭の中嶋さんは振り返ります。
大和の伝統的な古民家で当時の生活を味わってほしい
大和の伝統的な古民家で、江戸、大正の時代の生活を実体験していただきたいと思っています。
私たちの施設は観光用に作られた部屋ではなく、大正3年からそのままの状態を維持しており、当時の生活を味わっていただけます。
このような大和の伝統的な古民家を世界に発信しており、オープンしてから6年で42の国からお客様をお迎えしているとのこと。



世界中のお客様と会話を楽しみ、日本の良さを伝えることが喜びです
ここまでわざわざ来てくださる方は旅慣れている方が多く、奈良や京都の主要な観光地を訪れた後に、カントリーサイドも体験したいという本物の観光客が多いです。
世界中のお客様と会話を楽しみ、日本の良さをお伝えすることが私たちの喜びです。海外のお客様はストレートに喜びや感動を伝えてくれるので接客が楽しく、やりがいがありますね。
「また日本に来たら来ますよ」というお言葉をいただくのが一番嬉しい
松本さんは続けます。この古民家の本当の姿を味わっていただき、「また日本に来たら来ますよ」というお言葉をいただくのが一番嬉しいです。
昔、京都の老舗旅館がTVで放映された時、「もてなしの源流は安らかなれと願う祈りにあるのかもしれない」とナレーターが言っていました。
この言葉に非常に感銘を受け、もてなしの原理はそこにあると感じています。


宿泊は1日1組限定ですので、チェックインやチェックアウトの際にお話する機会が多いです。海外のお客様には世界地図のお住いの場所の余白にサインをいただいたりしています。
例えば、「僕の父はここで生まれたけれど、今は私たちはここに住んでいる」といった話や、自分の家をスマホで見せてくださったりします。と松本さんは微笑みながら話してくれました。
松本さんのおすすめ
あまり知られていない場所ですが、国見神社がおすすめです。この宿から徒歩で15分ぐらいなのでお散歩がてらで行ける場所ですね。
この神社は、日本書紀、巻第三(神武天皇の巻)にも記されており、神武天皇が大和の国、橿原の地で即位した際に国見山の頂上に上り、「私は良い国を得た」とおっしゃったという言い伝えがあります。

Information
古民家の宿 勝右衛門
〒639-2245 奈良県御所市今住166
TEL : 0745-67-0548
https://www.kominka-gurashi.com/